赤羽しまだ眼科 診療案内

この度、東京都北区赤羽に赤羽しまだ眼科を開設させていただきました島田典明でございます。

平成11年に東京医科歯科大学医学部を卒業後、東京医科歯科大学医学部附属病院、同病院強度近視外来や基幹病院において約6年間にわたり眼科臨床に専念し、とりわけ白内障と網膜硝子体疾患、緑内障、眼瞼疾患の診断と手術治療を行いました。

その後、東京医科歯科大学大学院にて脈絡膜新生血管の基礎研究に従事、その間も強度近視外来を含めた外来診療や眼科手術の執刀を続けました。大学院卒業後は、久喜総合病院、川口市立医療センター、東京医科歯科大学附属病院において、新しい疾患や病態の解明、新しい手術方法の確立、難治性網膜硝子体疾患をはじめとした幅広い眼科手術の執刀、若手への手術指導を行なってまいりました。

眼科専門医や眼科指導医として、最先端の眼科診断と手術治療に携わってきた経験、知識、技術を生かし、白内障、網膜硝子体疾患、眼瞼疾患、緑内障の手術加療を中心とした幅広い最新の眼科医療を、患者様の立場に立って、献身的に行ってまいりたいと存じます。

何卒よろしくお願い申し上げます。

白内障手術

白内障の手術は、濁った水晶体の核や皮質を取り除いて眼内レンズを移植する手術ですが、10年以上前から超音波によって水晶体を砕いて吸引する超音波乳化吸引手術が一般的に行われており、現時点でこの方法が最も安定しています。当院ではこの際の傷口を2-2.5mmの極小切開創で手術を行います。

創口が小さいため、縫合する必要がなく、術後の乱視へのリスクや感染症へのリスクを軽減いたします。また、個人差はありますが、手術時間は10分程度で、麻酔方法も点眼麻酔などの局所麻酔によって痛みがほとんどありません。患者様の不安・負担が大幅に軽減され、翌日からほぼ普段と同じような生活を送ることができるため、かつての入院による時間的・経済的な負担はありません。

網膜硝子体手術

網膜硝子体手術の中には硝子体手術と網膜復位術があり、網膜復位術が裂孔原性網膜剥離に対して行われるのに対し、硝子体手術は、裂孔原性網膜剥離のほか、増殖糖尿病網膜症、硝子体出血、黄斑前膜、黄斑円孔、黄斑浮腫、牽引性網膜剥離、水晶体核落下など、多数の疾患が対象になります。

裂孔原性網膜剥離では症例によって網膜復位術か硝子体手術かどちらが最適か選択を行いますが、その選択には熟練者の判断が必要です。当院では多数の手術経験をもとに、患者様一人ひとりに最適と思われる治療をしていきます。

・硝子体手術
眼球のなかには硝子体という透明のゼリー状の組織があります。この硝子体を切除するために角膜の横に針のようなとても小さな穴を3ヵ所作り、そこから細い器具を入れて、眼の中の出血や濁りを硝子体と共に取り除いたり、網膜にできた膜や穴を治療したり、レーザー治療を行ったりする手術です。

・網膜復位術
眼の周りにシリコンスポンジというバンド(バックル)を巻いて強膜に縫着します。これが眼球内の隆起となって網膜裂孔をふさぎ、強膜にあけた針先ほどの小さな孔から網膜の下にたまった液体を排出し、網膜剥離を治します。

診療受付時間

診療受付時間
9:30~12:30
14:30~17:30 手術 手術

※水曜、土曜午後、日曜、祝日は休診になります。

※月曜午後と木曜午後は予約患者の手術を行っており、一般の方の受診は出来ません。

※2022年8月15日(月)~2022年8月20日(土)と2022年12月27日(火)~2023年1月4日(水)は休診となります。

※水曜は川口市立医療センターや東京医科歯科大学医学部付属病院などで手術ならびに手術指導を行っているため休診となります。

※コンタクトレンズ装用経験のない方へのコンタクトレンズ処方は承っておりません。